公竹斎のブログ

新潟市在住、還暦すぎです、清掃パート職、はてなダイアリーと併用しています

マネーゲーム

yahoo知恵袋より「マネーゲームで動くお金なんて意味はあるのですか?」です。答えの中にはこんなひとことが。

そして、こうしたマネーゲームは現代経済学の主流派によって、強力にその効率性を支持されています。

昨日エントリで「投資に意味がある(東インド会社みたいに)の知っているがバフェットの仕事ぶりなどググってまで知りたいとは思わない」みたいに記した。株価が下がると“とりあえずいい気味by山本夏彦”という気分にはなります。

十月二十日の大暴落の日、売り手があって買い手がないと聞いて私はとりあえずいい気味だと思った。かねがね私はマネーゲームを奨励するものを憎んでいる。金が金を生むならだれも働かなくなる。-(中略)-だから今回の暴落はヨクばりが損して、まかり間違えばヨクばったかもしれないのによくがまんしたものが損しないで、とりあえず嬉しいのである。

良心的 夏彦の写真コラムより

 

1987年10月19日、ニューヨーク証券市場が大暴落(ブラックマンデー)の翌日の東京市場関連ですね。もうバブル最中で89年末まで株価は上昇し続ける。山本夏彦はコラムでブイブイ地上げ屋どもの黒幕である保険銀行証券会社へ糾弾しつづけた。続いては豊田商事永野一男

(前略)永野 ソニーであるとか、松下であるとか、これはこの一番下であるわけですね。ダイエーであるとか、商社であるとかいうのは、下から二番目に来ると思うんですよ。もう一つ上は、ペーパー商法なんですね。銀行であるとか、証券会社であるとか、生保であるとか、要するに、大きく業界に君臨して力を支配しているものは、すべてペーパー商法なんですね。銀行もペーパー、証券も生保も全部ペーパーですね。
ー要するに信用取引ですね。
永野 すべてペーパー取引。だから同じ商売でも、構造的に生産会社が日本経済を支配することはできないと思うんですよ。ペーパーを扱っているところが支配しているということです。ところが、このペーパー商法のもう一個上があるんですね。これはオセロゲームと一緒で、取ったものがこちらの武器となるやり方ですね。要するに、世間で言われているネズミ講であるとか、マルチであるとか、組織販売であるとか、それがこの類ですね。これはペーパーより上ですね、わたしの考えでは。
それから、もう一つ上が相場の世界だと思うんです。(後略)

岸田秀「嫉妬の時代」第3章より、文藝春秋昭和60年8月号「永野一男かく語りき」からの引用

 

岸田秀「嫉妬の時代」第3章には、自我の安定のための“家幻想”や“神幻想(宗教)”の衰退が資本主義の発達を後押ししたと自説の唯幻論で説明されている。

政府日銀が好景気に導こうと、年金資金で株を買ったり量的緩和やマイナス金利を導入したり最低賃金をあげたりと、景気回復に力をそそぐが思い通りにはならない。その思い通りにならなさが経済ではないもっと下司な思惑なんだろうけど。駄目だ駄目だ、考えているだけで、おつり投資にも100円投資にもいけないわたしだ。アプリで「不動産資本主義と億万長者マネーゲーム」ってのがあるそうだ、無課金で楽しめそうならアプリを仕込んでみようかな?

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