公竹斎のブログ

新潟市在住、還暦すぎです、清掃パート職、はてなダイアリーと併用しています

ウナギの蒲焼

イオンモール新潟南店で清掃の仕事をしています。清掃の控室は食品のバックヤードを間借りしていて、向かいはホットデリカの作業室、その奥はテナントの魚屋豆腐屋ケーキ屋さんの小さな作業室が続く。

後方の一番奥はガトー専科(新潟ローカル洋菓子屋さん)、手前はコージーコーナー。コージーコーナーの場所は、はじめ南店できた頃は「スイーツ」と銘打つ新潟のちょっと有名な洋菓子屋のパイロットショップが出店していて、そこの店員さんの一人がもうとても可哀いいというか“市松人形みたいな”という陳腐な比喩だがそんな雰囲気だったんですね。

前略…そんなに鋭い言葉を発するには似合わないジョゼの、市松サンのように美しい面輪も、恒夫には物珍しかった。大学のキャンパスで見る女の子たちはみな、すこやかな雌虎のようにたけだけしく、セクシュアルだったが、ジョゼには性の匂いはなく、旧家の蔵から盗み出してきた古い人形を運んでいるような気が、恒夫にはした。そんな彼女には、高圧的な物言いがぴったりだった。…後略

田辺聖子ジョゼと虎と魚たち」より

 

「スイーツ」は店内改装で無くなっちゃったが、そのケーキ屋さんはブランクを経てデリカに移り、現在も朝早くからお惣菜を作っている。3年前の元日、始業前にはじめて出逢った人がそのケーキ屋さんで、なんかこう「こりゃすてきな一年になりそう…」と感じたんだが、ぜんぜん外れでしたね。

話がウナギにつながらない、その市松人形みたいなケーキ屋さんに勧誘されたのです、土用のウナギ、すごいねわたしの場合10年を経て、ようやくウナギを介してまともに口をきける間柄となったということね。そんなわけでおいしくウナギもいただきましたがあーら残念、蒲焼の画像を撮るのを忘れた。

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