公竹斎のブログ

新潟市在住、還暦すぎです、清掃パート職、はてなダイアリーと併用しています

なんともいえない、文庫夏の陣

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文藝春秋新刊中島義道著「明るく死ぬための哲学」があればいいなと、近所のDEKKY401地下くまざわ書店に雨の中出かけたのだが、残念現物に出会えず悔しいなあと帰宅する。その悔しさ紛らわそうと購入したのは仲正昌樹ちくま新書現代思想の名著30」ただいま読書中です、読み終えたらひとこと書くね。

中島義道ならこんな啓蒙本の著者なんか思い切りバカにした後フンと後ろに放り投げるだろうなと思いつつ帰宅したけど、なんだか心が落ち着かなく中島の最高にテンパってる作品「僕は偏食人間」の古書をAmazonで注文しちゃった、まあニーチェ「この人を見よ」とほぼ双璧というか鼻の差で勝ってるかもしれぬ驚きの哲学書ですよね、あんな人にいじめられたくないけど。

新書買った際に、毎夏恒例の文庫100冊小冊子をいただくけれど、うーむどうなんだろうか今の高校生たちに読書の喜び(と商魂)ははたして届くのか。

奥泉光の「東京自叙伝」は読みそびれちゃって、だからこうして集英社文庫の100冊に選ばれたんならよかったよかったなんだし、筒井康隆「旅のラゴス」はきっと人生の役に立ちそうだし高野秀行「…ソマリランド」はまあびっくりした読書だったし安部公房選んだのは立派だが初心者には「第4間氷期」の方がいいだろ、もっと復刊しろよ…などとつっこみどころは非常に少なく、スマホ世代に読書の喜びを伝えたいとの思いが届くか?ほとんど届かないだろなと、少し悲しい気分になった。

ちょっと気になったのが角川文庫サンキュータツオ(?)著「国語辞典の遊び方」。あれですか赤瀬川先生の「新解さん…」よりディープなのかしら?