公竹斎のブログ

新潟市在住、還暦すぎです、清掃パート職、はてなダイアリーと併用しています

スーパーに梅の実が並ぶ頃

画像はJA紀南で製造している「梅で酢(白梅酢)」。青梅が店頭に並ぶ時期この「梅で酢」と「紫蘇で酢」も同じコーナーにお目見えする。大根や蕪、あと茗荷を縦切りにしてこれに一晩漬けておくとビリリと痺れる酸っぱさ爽やかさが食欲そそる、簡単でおいしい酢漬けができます。ピクルスとか新生姜の甘酢漬けなど酢を使う漬物もいろいろあっても自宅ではなかなか作りはしない。

梅雨の時期ほど鬱陶しいものはない。
しかし、その梅雨の時期には、ミョウガタケだの、青ジソだの、ラッキョウだの、ハジカミだの、ニンニクだの、さまざまの匂いのものが萌えたってこれをほどよくあしらいながら、酢のものや、漬物などを漬け込むと、一瞬の匂いや、歯ざわりが、梅雨の鬱陶しさをなぎはらてくれるようにすら感じられる。
この頃、絶えてどこの家庭でも、食べなくなってしまったものに、梅酢の、即席漬けがある。例えば、キュウリでも、ウリでも、スイカの食べ残しの中皮の部分だの、ミョウガタケ、キャベツ、セロリ、何でも、梅酢の中に一瞬漬け込むだけで、食欲不振の露から夏にかけて、最適な日本式サラダが出来上がるのである。

中公文庫「檀流クッキング」春から夏へ「梅酢和え・蒸しナス」より

 

梅酢漬けが各家庭で作られなくなったのは、皆が梅干を作らなくなったからだと断定し「梅干し」の階では「檀のいうことを聞け」と叱りつける檀一雄に拍手だが、わりとよく梅干し作るわが家でもあまった梅酢を料理に使おうという発想はなかったみたい。

こんなふうに既製品として安価で売り出されて、味も安定しているから食欲そそるビリビリ酢漬けを楽しめます。但し近所のスーパーでは6月の梅の実が店頭に並ぶ間だけ購入できるレアな商品ですので、できれば通年売ってほしいものです。とはいえ、西瓜の皮の漬物は昭和の貧しい時代みたいだな。檀流クッキングの新聞連載は昭和44年だそうです、50年近い昔だ。

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